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書籍「幸せになる勇気(岸見一郎)」から学んだこと

書籍「嫌われる勇気」から約2年。続編の「幸せになる勇気」が出版されまいた。

これらの本からアドラー心理学に触れ、「この考え方は素晴らしい!」と感じた方は多いのではないかと思います。

その一方で、難しいと感じている方も多いはず。
今日ようやく読めましたが、「幸せになる勇気」は「嫌われる勇気」から一歩踏み込んだ濃い内容になっていると思いました。しかし、ぐわーーっとたくさんいいことが書いてあって、なるほどなるほどと読み進めていけるんだけれど、読み終えると、えーっとなんだっけ。となってしまいました。

今日は、まずは「幸せになる勇気」に書かれていることを理解するために、自分なりに大事だと感じたところをまとめます。ポイントは次の3つであり、これらのポイントを中心に本文を引用させて頂きながらまとめたいと思います。

  1. 人間の幸福:貢献感
  2. 人間の根源的欲求:所属感
  3. 愛し、自立し、人生を選べ

 

「嫌われる勇気」から学んだこと

その前に、私が前作から学んだことは、下記記事の通りです。まだ前作を読まれていない方はぜひ本を読んでみてください。この辺をもう一度噛み砕き、一歩踏み込んで実践的なことが書かれたのが「幸せの勇気」になるかと思います。

まさに"今"を、貢献感を持てるように、全力で自分を受容して、全力で他者を信頼して生きる。そして常に"今"をスタート地点として生きていこう

running-sizzle.hatenablog.com

 

1. 人間の幸福:貢献感

わたしは誰かの役に立っている、という主観的な感覚、すなわち「貢献感」をもつということが幸福感につながっている。ここは前作でも強調されていた。

では、いかに貢献感を得ていくかを考える必要があるが、そこは共同体感覚をベースに考える必要があり、ここの理解がキーになる。共同体感覚を得るためには「愛すること」が必要であるという。これは最後に説明する。

 

2. 人間の根源欲求:所属感

そして、人間の根源欲求として、「所属感」というものがある。「ここにいてもいいんだ」ということ

これを感じるためには、「その他大勢」にならないことが必要。ここで注意すべきは、「人と違うこと」に価値を置くのではなく、「わたしであること」に価値を置く必要があるということ。

「わたしであること」を決めるのは他でもない「わたし」である。そのような「わたしであること」を「わたし」が決めていくことが「自立」である。

本書で「教育」をベースに話が進められている理由は、一つはこの「自立」を説明するためであると私は考える。子供には「自立」を教育していく必要があり、自らで自らを認める勇気と決断を育んでいく必要がある。

話を戻すと、「わたしがわたしである」ことを認めた「わたし」は、唯一無二の存在となり、世界の中での「所属感」を得ることができるようになる

 

3. 愛し、自立し、人生を選べ

このように、自分を信じることができるようなると、ようやく他者を信頼することができるようになる。交友の関係の観点では、相互の信頼は、それぞれの課題として分離して考えられる必要がある。

一方で、愛の関係の観点では、課題は分離されるものでなはく、「二人で成し遂げる課題」となる。つまり、愛とは、「わたしたち」を主語にしてなされる幸福への挑戦ということになる。我々は、愛する過程で自立し、「わたし」から「わたしたち」を主語ととする共同体感覚にたどり着く。これによって、生きている、ただそれだけで貢献しあえるような人類の全てを包括した「わたしたち」を実感できるようになる。

 

おわりに

自分なりにまとめてみましたが、著者の意図されているないようになっているかは不明です。ただ、このように自分なりに考えをまとめて、アップデートし続けることが大事だと思っています。

本書を読まれた方、ご意見あればぜひお願いします。

 

追記:自立と個性について

本記事のこの部分。

これを感じるためには、「その他大勢」にならないことが必要。ここで注意すべきは、「人と違うこと」に価値を置くのではなく、「わたしであること」に価値を置く必要があるということ。

個性を求められがちな今の時代に、この考えがどうも理解できないという方は多いような気がします。匂い的には、共産主義的な、みんな普通でいいじゃない的な社会で。本当は個性光る人にならないと誰も認めてくれないくせに、なんて思う人って多いような気がするのです、

実はこれはただの理想論を言っているわけではなく、脳科学的にも正しいことのようです。書籍「バカの壁 (新潮新書)」には、個性は脳に宿るのではなく、身体にしか宿らないということが書かれています。人間は文化を発展させるために、個性をなるべくなくす方向で進化してきたのです。「わたしはわたしである」ということに価値を見出していいよ、ということです。それこそが個の「自立」ということなるんだと思います。

 

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