Sizzleがはしる

ブロッコリーをよく食べる人のブログ

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読書気持ちいいという話

本を読む目的ってなんだろうか。

自分の場合は、新しい知識、優れた考えや、やり方等を自分の人生に取り入れようということが、目的であることが多い。

その一方で、本を読んだだけで、気持ち良くなることもよくある。その様な気持ちになる理由を、池上彰さんの著書「考える力がつく本」から教えてもらった。池上彰さんもその著書の中で引用されている文なので、孫引きになる。

「読書は、他人にものを考えてもらうことである。本を読むわれわれは、他人の考えた過程を反復的にたどるに過ぎない。習字の練習をする生徒が、先生の鉛筆書きの線をペンでたどる様なものである。だから読書の際には、ものを考える苦労がほとんどない。自分で思案する仕事をやめて読書に移る時、ほっとした気持ちになるのも、そのためである。だが読書に勤しむ限り、実はわれわれの頭は他人の思想の運動場にすぎない」byショーペンハウエル

つまり、読書を通して、他人に考えてもらっていることで気持ち良くなっているのである。他人の優れた思考回路の滑り台を滑り降りるということは、確かに想像しただけで気持ちがいい。

しかし、ここで気持ち良くなって、思考することを忘れてはいけない。下の図に示したように、本を読み(インプット)、そこに書かれている素晴らしいアイデアを自分の人生に取り入れる(アウトプット)ためには、まず自分で思考しなければ話にならない。

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「思考」というと、モヤっとしているが、例えば「自分」や「自分の状況」、または「自分が知っている他の情報」などと結びつけて、既知の情報との関連性を考えればよいと思う。あの人はこう言ってたけど、なんでこの人はこう言ってるんだっけとか。自分はこう考えてきたけど、その根本的な違いってなんだっけとか。

ただし、自分の場合は、考えるだけではモヤっとして終わってしまうので、思考を目に見える形にするために、言葉で書き出すようにしている。例えばこのBlogのように。言葉で書き出すことで、思考が形になるので、いつでもそれを取り出すことができるようになり、次の行動をとりやすくなる。

ということで、読むということ自体が、気持ち良くなってしまう効果があるので、読む目的を見失わない様に、思考訓練をしましょうという話でした。